SMAPを通して今の推しグループに思うこと
昨年の2016年末以来、ずっと見てこなかった5人の映像を、見てみました。
それは2014年末のFNS歌謡祭。EXILE TRIBE目的で見始めた流れのままに、Amazing Discoveryを歌う5人を、おそるおそる見た。のですが、見始めると、案外普通でした。いや、もっと悲観的になったり苦しくなったり切なくなったりするのかと思っていたのですが、見ながら思ったのは「あーーーーやっぱりこの木村始まり最高!!!!中居の手最高!!!ワンダランドかわいい!!!!」でした。なんだ大丈夫じゃん。と、思った。ので、その勢いで2014年27時間TV前日のMステを見ました。「この後27時間テレビやるのに4曲って!!!最高か!!!!!!中居がんばって!!!!!!」ってなった。ので調子にのって翌々日の27時間TV27曲ノンストップメドレーライブを見ました。泣いた。
そもそもなんであの日以来SMAPを封印していたのかというと、「見たら泣いちゃうから···」とかそういうかわいい理由ではなく、「見たら泣いちゃう自分」がもしいたら、嫌だな、と思ったから、な、気がするんですよね。今思い返してみれば。
思えばSMAPとの暫しのお別れとなったあのSMAP×SMAP最終回も、私は泣きはしたけどそこまで喪失感でいっぱい、ということもありませんでした。それはまだ実感が無かったからなのかもしれないし、SECONDのライブ終演直後だったこともあるかもしれないですけれども。でもなんというか、私の大好きな中居さんが何を良しとするか知っているし、そして私なりにこれまでSMAPをたくさん見てきたからこそ、SMAPは大丈夫だという謎の確信があったから、のように思います。それは「SMAPは解散しない!」とかそんなんじゃなく、「これもSMAPという物語の一部分だから」みたいな、そんな確信。だからSMAPを不幸とか可哀想とかそういうマイナスな面で捉えたくなかった。だからこそ、5スマを見て悲観したり寂しくなったりする自分がもしいたら、嫌だったんだと、思うのです。
先日AbemaTVにて、パリピアの3人*1の72時間TVが放送されました。
この生放送がまたもやSECONDのライブと重なったことも相まってか、いまいち気合い入れて見なきゃ!!ともならず、ただ普通に3人の番組かわいいーくらいのテンションな自分がいました。いや、3人がきゃっきゃしてるのは可愛かったし素直に良かったなぁと思ったし、森くんとの再会はほんとに嬉しかった。んだけれど、それ以上でも以下でもないというか。「中居がいたらめっちゃ怒られてそう」とか「歌はやっぱ木村がいないとな」とかは思いはしたけれども、過剰にセンチメンタルになることがなかった。
72曲ライブなんかはほんと、今「3人」であることを改めて知らしめさせられているともいうものだったと思うんですけれども、これもそこまで淋しく思うことがなかった自分がいました。もう5人で歌う姿は見れないかもしれないのに。どうしてなのか。
その答えが冒頭の、「いつ見ても最高なSMAP」が私にはいるから、なのかなと思います。例え新規絵のSMAP5人の姿をこれから見ることができないとしても、私が見てきたSMAPに嘘はないしその思い出もキラキラも色褪せないし、いつ見たって最高なSMAPが私の中にある。
思い返せば、近年だけでも結成25周年の五人旅も27時間TVも最後のツアーも報道前最後の新年のCDTVのメドレーも、どれも最高でした。その最高を私は私なりに余すところなく見ることができたから、何も後悔がないのだと思うのです。(そう言えば最後のMr.Sツアーの日替わりでつとぷ*2の肩組みの「しようよ」見れたのも幸せだったな)
やっとここで本題に入るのですが、今の推しも、近い将来必ず今のようにたくさん踊っている姿を見ることができなくなる日がやってきます。
だけど、「いつ見れなくなるか分からないから」というカウントダウン的な意味合いで、今夢中になって追っている訳ではないんだな、と、分かりました。
ただただ今会いたいから、今が1番最高だから、だから私はこうして毎週末遠征に行っているんじゃないか、と思うのです。
今ある幸せを自分なりに最大限に感じることができたのなら、そうやって毎日を重ねて行けたのなら、その「近い将来」も後悔なく迎えられるんじゃないか、とそう思うのです。
ってまぁ色々言ってきたんですが、いざカウントダウンが始まったら感傷的になったりもするんでしょうがね。
SMAPはスパッと会える現場がなくなったけど、こっちはきっと違うのだろうし。
でも、なんでかSMAPにはまた会える、っていう確信も私の中にはあって。それが何年何十年後になるのかは分からないけど。それまでまたね、みたいな気持ちでいる自分がいます。
今の好きな人達にもきっと何らかの終わり、は来るんだろうけど、それで悲しい気持ちで今を過ごしてたら勿体ないし、何より彼らは「来年も」と言ってくれました。それがどれだけ嬉しい言葉か。でも、だからと未来に甘んじず、今を大切に、今をめっちゃ吸収して、楽しい毎日を過ごしていけたらいいな。そしてその日、「楽しかったね!」って一緒に言えたらいいな、と思うのでした。
ということで今を楽しむために福岡から福井への長旅も、もうそろそろ終わり。今日の現場を楽しんできます。
おわり。