担降りブログにならなかった何か
てつやさんを卒業しようと思ってEダンスアカデミーファイナルショーに行ってきました。
が、結論から言うと、卒業はできませんでした。
そもそも「てつやさん結婚」ってなってなんでこんなしんどいのか最初は自分でもよく分かんなくて。
てつやさんは幸せになるために生きてるし私もてつやさんの幸せを祈ってたはずだし、なのにどうしててつやさんの幸せを喜べないんだろうって。
てつやさんは何も悪くないしてつやさんを責める気持ちもほんとにないし、でもさみしい、みたいな。
それはわたしが勝手にてつやさんに自分の幸せを預けてたからで、勝手に「勇退までは」と思ってた故なんだろうな、と。
勝手にてつやさんに夢を見て、勝手に期待して、だから夢から覚めたようで、勝手に傷ついたんだろうな、という考えに至りました。
で、その日の夜めっちゃ泣いて以来涙出ない、というか考えることを放棄してました。そしたら思いのほか生きていけるし、てつやさんの写真とか見て感傷にふけることもないし、そして悲しいかな今までみたいに「かっこいい!」とかもならないし、だからあぁこれで卒業なのかな、とぼんやり思ってました。
で、そんなこんなな時に決まったEダンスアカデミー卒業公演。前日になって「もう明日で最後かも」と考え出したらめっちゃ泣けてきた自分がいました。「てつやさん見て何も感じなかったら終わりだ」と思ってたし、でも心のどこかで「やっぱり好き!」ってなる自分に少し期待もしてたので、実際に見てみて何か結論が出るのがすごくこわかった。
で、案の定てつやさんを見ても以前のようにキャーってならない自分がいて。
それがまためちゃくちゃさみしかった。
わたしはてつやさんのダンスが、パフォーマンスが、てつやさんという人がすごく大好きだったはずなのに。
それがめちゃくちゃ悲しかった。
でも後半、チュートレ踊るてつやさんを見てた時に今までの記憶がバーーーっと蘇ってきて、そして今まで何百回と見てきたてつやさんのチューチュートレインが変わらずそこにあって、涙がバーーっと溢れてきました。この人のことを好きでいられないなんて、私にはできないんだな、と思いました。
そしてこれはもう鍵垢のブログだから許して欲しいんですけど、キッズ達の卒業に向けててつやさんこんなことを言ったんです。
「ぼくは言葉で伝えられないことは、ダンスで伝えようと今までやってきました」
「前ロケで(キッズの1人が)こう言ってたんですけど、」
と、ここで言葉を詰まらせて、そして涙を流すてつやさん。
「『この世界にダンスがあってよかった』って」
私はかれこれ9年間ファンをしてますけと、舞台以外でこんな風に涙を流すてつやさんを私は初めてみました。
ここからは私の勝手な解釈ですけど、私にはこれがてつやさんの心の叫びのように聞こえて。
不器用で言葉足らずなてつやさんが、いつもダンスで伝えようとしてたこと、そして今日も(そして私は行けなかったけどハワイでもきっと)必死で伝えようとしてくれてたこと
幸せのための選択なのに、きっとたくさん傷ついていたんだろうなと
それを自業自得と言う人もいるかもしれないけれど、それでも私はてつやさんを傷つけたいわけじゃない、でも、誰よりもてつやさんの幸せを祈ってたのに、てつやさんを傷つけてしまっていたんだなと
てつやさんは完璧じゃないしプライドも高いし負けず嫌いだし頑固だしでも全てが全てうまく立回れる人でもないし、
でも、「またダンスを観に来てもらえたら嬉しい」の言葉しかり、てつやさんがダンスだけは信じてほしい、ダンスだけは、と言っているのを目の当たりにして、わたしはもうダメだった。
その通り、てつやさんのダンスは変わらずすごく好きだったので。
てつやさんのご結婚をきっかけに私の中の何かは変わってしまいましたが、てつやさんはやっぱりてつやさんで何も変わってなくて、踊ってるてつやさんはやっぱり大好きなてつやさんでした。
少なからずてつやさんに恋してた私はきっぱりフラレてしまったけど、
てつやさんを見ていて虚しさだけが残ることはなかったし、
今までのめちゃくちゃ楽しかった思い出も素直に素敵な思い出にできそうだし、
こんなに好きな人、てつやさんがきっと最後だし、
今までとはきっと違うモチベーションにはなると思うんですが、てつやさんを最後まで見届けたいという気持ちはなくならなかったので、どうやらてつやさんのこと、私はまだ好きなようです。
てつやさんを勇退まで見届けたかった、というのと、ここでできた友達と疎遠になるのはいやだ、というのが心残りだったので、まぁなんとか思いとどまれてよかった、です。
仲良くしていただいてる皆様におかれましては、ご心配おかけしました。これからも現場にいたりいなかったり、ウダウダ言ったりフラフラしてたりするかと思いますが、引き続き構ってやってもらえると嬉しいです。
長々とすみません、とりあえず、ふわっと流れに身を任せて生きていきたいと思います。